奇跡の人
去年の暮れに、工場の現場の人が重度の交通事故に遭ってしまったのですが、
無事一命を取りとめ、さらには奇跡的な回復が見られて面会も普通にできるほどまでにもなったとの連絡があったので、
今日、工場のメンバー数人でお見舞いに行ってきました。
まず、その人の様子を見たときから、驚きの連続・・・!
あまりにも、普通に病室から登場したのです。
あまりにも普通というのは、ちょっと歩くためのコロコロのついたサポーターを引いていただけで、
身のこなしが、眼帯をつけている以外は、普通と何の変わりも無く、ほんとにあんな事故したの?というくらい普通に登場してきたのです。。
だって、話を聞いていると、ミキサー車にバイクが衝突しているのです。
右半分の殆どが複雑骨折していて、
頭蓋骨が一部粉砕骨折していると聞いていたのです。
当時現場に駆けつけた救急隊員ですら、見てからに「もうムリだな…」という判断だったくらいだそうです。
そんな人が、まだ事故発生から80日しか経っていないのに、あっけらかんと会うやいなや「あ、(フロアの)下に降りましょか」と・・・
どうやら救急搬送された後も、その搬送先で意識のテストとして音楽をかけていたところ、どうやら口をわずかながらに動かしていたとのこと。
意識はもうろうとしながらも、最初からあったそうです。
よっぽど、生命力がある人なんだなと思いました。
そして何より、超強運の持ち主・・・・
そして奥さんの献身的な看護も大幅な回復を手伝ったのかもしれません。
話を聞いていると、突然一人が笑い出して、
「奇跡すぎてもう笑える」と(笑)
生死をさまようぐらいの状況だったのに、会社復帰は、遅くても年内には出来るとのことです。
記憶力だけがまだ少し曖昧なところがあるようですが、それもリハビリによって回復するとのこと。
・・・・そりゃあ、笑えるくらいの驚きですよ。
とりあえず、行ってよかったです。
元気そうな姿見ると安心しましたし、明日は我が身じゃないですが、本当に気をつけようと思いました。。